学生取材

【取材】学生目線の意見で金沢をもう1度學都に『金沢まちづくり学生会議』

こんにちは、TAZUNA学生取材ライターのほっしーです。

今回は、金沢の中心市街地の活性化に取り組む「金沢まちづくり学生会議」さんにお話を伺いました。

 

金沢まちづくり会議は、金沢市役所の市民協働推進課と協力し、まちなかに沢山の学生を呼び込むことで「學都再興」を目指している学生団体です。

 

 

この記事を通して

  • まちづくりに興味がある学生
  • 金沢のことをもっと知りたい学生
  • 企画作りに興味がある学生

に有益な情報をお届けできたらなと思います。

 

インタビューに答えていただいたのは、金沢まちづくり学生会議10期代表の西山大貴さん、同じく副代表の藤田雄介さん、菊地優斗さんです。

 

 

西山大貴(にしやま だいき)さん

金沢市内の大学に通う大学3年生。金沢まちづくり学生会議第10期代表。好きなことは、食べること、アイドルを見ること、人と話すこと。最近、痩せなきゃと焦っています。

 

 

藤田雄介(ふじた ゆうすけ)さん

金沢大学環境デザイン学類の3年生。10期学生会議副代表。 趣味はバドミントンと旅行、最近は雨が多いからよく散歩します( ^^)

(写真左から2番目)

 

 

菊地優斗(きくち ゆうと)さん

金沢工業大学 3年生。金沢生まれ、金沢育ちなので地元の人目線でのまちづくりを意識して活動をしています。趣味は音楽とお酒、最近ギターを始めました。

 

 

今回は、生会議の活動内容から団体が出来たきっかけ、大変だったエピソードまで様々な内容をお聞きしました。

金沢の街やまちづくりに興味がある方は、是非お読みください!

 

金沢まちづくり学生会議ってどんな活動をしているの?

 

ほっしー
ほっしー

今日はよろしくお願いします!

早速ですが、学生会議さんはどのような活動をしているのですか?

 

西山大貴
西山大貴
現在は「まつりプロジェクト」、「金沢新発見プロジェクト」、「町家プロジェクト」の3つの軸で、金沢を盛り上げるために活動しています。

また、「OPENCITY in KANAZAWA」という新入生を対象とした金沢のツアーイベントなども行っています。

「まつりプロジェクト」では、大きく分けて2つのおまつりに向けて活動しています。7月末に木倉町商店街の方々が主催する「ふうりんまつり」、そして10月に木倉町広場で行われる「まちなか学生まつり」です。

特にまちなか学生まつりは、企画から運営、当日のステージイベントの依頼まで、学生会議が完全主催で行います。

 

ほっしー
ほっしー
完全主催のおまつりをするとは、中々大規模な企画ですね……!

ちなみにふうりんまつりでは、何かお店を出店するのですか?

 

西山大貴
西山大貴
そうですね。今年は焼きそばを売る予定です。学生ならではの元気とコスパの良さを売りに頑張ります。

ふうりんまつりは新入生が入ってから1番大きなイベントなので、みんなで一致団結してやり切りたいですね。

 

ほっしー
ほっしー
元気は大事ですよね!

次に、金沢新発見プロジェクトについて教えてください!

 

西山大貴
西山大貴
「金沢新発見プロジェクト」は、地元の高校生と一緒に地域の課題について考える、2年前にできた比較的新しいプロジェクトです。

昨年度は、株式会社米心石川さんと、学生目線の商品を開発しました。石川にちなんだ食材を使って、実際に「おにぶり」と「金時草能登玉子ずし」というおにぎりを作りましたね。実際に金沢駅構内の米心石川さんのお店で販売されました。

 

ほっしー
ほっしー
どのような経緯で米心石川さんとコラボすることになったんですか?

 

藤田雄介
藤田雄介
今年度金沢新発見プロジェクトで何をやろうかという話をしていた時、そういえば最近朝ごはんちゃんと食べてないね、という話になり。

そこから若者のコメ離れに注目して金沢にちなんだおにぎりを作ることになりました。金沢の食材を使ったおにぎりを作ったら、地元の高校生や大学生、また観光客も買ってくれるかな、と。

米心石川さんには、市役所の方に繋げてもらいました。米心石川さんって、金沢の米業界では1番大きな企業さんなんですね。だから、最初は絶対ムリだろうって思っていたので、とんとん拍子に話が進んで予想外でした。

 

ほっしー
ほっしー
高校生と一緒に企画を進めるって中々ないことだと思いますが、何か大変なこととかありましたか?

 

藤田雄介
藤田雄介
学生会議の大学生は、むちゃなことを言う人が多いけど、対して高校生は現実的な意見を出す人が多いかったですね。

この意見の食い違いをまとめるのが大変でした。

 

ほっしー
ほっしー
高校生のほうがむちゃな意見を言うイメージがあったので、それは意外ですね。

 

藤田雄介
藤田雄介
金沢市長が、今金沢に必要なのは「よそ者」、「若者」そして「バカ者」だと良く言っているんですね。「バカ者」というのは、いい意味で斬新な意見を言ってくれる人、という意味です。

だから、学生会議に突飛な考えを言う人が多いというのは、良いことなんですよ。

 

ほっしー
ほっしー
なるほど、むしろむちゃな意見を出すほうがあるべき姿なんですね。

3つ目の「町家プロジェクト」はどんなものなのですか?

 

西山大貴
西山大貴
「町家プロジェクト」は今年からできたプロジェクトで、町家を使って何か面白いことがしたい、という想いから作られました。

金沢町家って有名ですが、現在は町家に住んでいる人がどんどん少なくなって、取り壊されている状況にあるんです。

活動内容はまだしっかりとは固まってはいないのですが、まずは金沢町家について知り尽くすところから始めようと思っています。

 

ほっしー
ほっしー
学生会議は金沢市役所の市民協働推進課と連携しているとのことですが、プロジェクトは市役所の方と学生会議の学生、どちらが主体で決めるのですか?

 

西山大貴
西山大貴
昔のプロジェクトについては分からないですが、基本的には自分たちでやりたいことを考えて活動しています。

町家プロジェクトに関しても、ほんと思い付きで市役所の方に、町家を使って何かしたいと伝えたら、面白そうだね、ということで始まりました。

何かアイデアを思いついたとき、とりあえず市民協働推進課に相談したら、自分たちのやりたいことに関わっている課に相談してくれます。たとえ実現できなかったとしても何かアドバイスは返ってきますし。

その点で、市役所と繋がっているのは学生会議のいいところだと思っています。

 

 

学生会議が出来たきっかけ

 

ほっしー
ほっしー
学生会議ができたきっかけを教えてください。

 

西山大貴
西山大貴
今から10年前、学生のまち推進条例が交付されました。かつて、金沢の街中に大学がたくさんあったため、街は下宿生たちで溢れかえっていたんですね。しかし今色んな大学が郊外に出てしまったことによって、街中に学生が少なくなってしまった。

これを受けて、もう1度学生を街中に呼び返そう、ということでこの条例が制定されました。

そこで、学生を街中に呼び戻すのは大人よりも学生向いてる、ということでこの団体が作られました。適材適所ってことですね。大人の固まった意見だけではなく、学生の斬新な考えも生かしてまちづくりをしていけたらな、と考えています。

昔、金沢の中心街に学生がたくさんいた時の街を「學都」と呼んでいたんです。この學都をもう1度取り戻そうということで、学生会議は「學都再興」をキーワードにして活動しています。

 

ほっしー
ほっしー
そもそもなんですが、やはり街に学生がいたほうがいいんですかね。

 

藤田雄介
藤田雄介
昔、金沢大学が四高記念館にあった時、学生が片町の地域のおっちゃんと肩を組みながら飲む、という光景が普通にあったらしいんですよ。今だとそんな話聞かないじゃないですか。

市役所の方としては、やはりそんな昔の街の活気を取り戻したい、と考えているようです。そのためにも片町や木倉町に来る若者を増やしたいな、と考えています。

 

ほっしー
ほっしー
なるほど、昔はそこまで活気で溢れていたんですね。

ちなみに、学生会議のメンバーはどのような大学で構成されていますか?

 

西山大貴
西山大貴
金沢大学、金沢工業大学、星稜大学、金沢学院大学、県立看護大学、石川県立大学です。今年は金沢工業大学のメンバーが多いですね。

参加学校の多さも学生会議の特徴の1つかなと思っています。

 

 

学生会議に入ったきっかけ

 

ほっしー
ほっしー
3人はどうして学生会議に入ろうと思ったのですか?

 

西山大貴
西山大貴
新入生の時、学生会議主催のOPENCITY in KANAZAWAに参加したのがきっかけです。

僕は、イベントの内容というより、どちらかというと当時の代表に憧れて入りました。人前で話すスピーチがすごく上手で、自分も代表みたいに話せすようになりたいと淡い期待を抱いて入りました。

 

藤田雄介
藤田雄介
自分は環境デザイン学類に所属していて、都市計画やまちづくりに興味があり、学生会議の見学に行きました。

自分、金沢出身だけど育ちは違う場所でして。見学に行ったとき、金沢出身だけど金沢のこと全然知らないなと感じたんです。

この団体に入って金沢に詳しくなり、金沢のことを知らない新入生や大学生に広めていけたらな、と思って入りました。

 

菊地優斗
菊地優斗
学生会議に入っていた幼馴染に誘われて、全体会議の見学に行ったのがきっかけです。

大学生が模造紙を広げて意見をまとめている姿を見て、大学の授業では経験できないことができるなと思って。大学生のうちにそういう頭の使い方をしたいなと思って入りました。

 

ほっしー
ほっしー
学生会議に入る理由は人それぞれのようですね。

 

印象に残っていること

 

ほっしー
ほっしー
何か活動を通して印象に残っていることはありますか?

 

西山大貴
西山大貴
各プロジェクトがどれくらい進んでいるかを報告や、まちづくり関係のワークショップなども行うため、基本的に月に1回全体会議をやるんです。

6月にも全体会議を行ったんですけど、体験の人も含めて40人を超える学生が参加したんですね。僕学生会議に入って3年目ですけど、そんなに人数が集まった会議はこれまでなくて。この会議を代表、副代表の僕ら3人で分担してやり切りました。

他の人からすると頑張ったね、くらいかもしれません。でも、僕たちにとっては、あまり全体会議を仕切るのを慣れていない中で40人越えの人数をまとめ切ったのは、我ながら頑張ったなと思います。

 

ほっしー
ほっしー
40人越えはすごいですよ。会議を行うだけで大仕事ですね。

 

記事を見ている方にメッセージ

 

ほっしー
ほっしー
この記事を見ている人にメッセージをお願いします。

 

西山大貴
西山大貴
大学生活、長いようで短いです。何か活動したいという気持ちがあるのであれば、それをするために何が必要なのかを考えるだけでも、やってみるといいと思います。それを実行できるのであれば尚いいですし。

やりたいことがあるのであれば、やってしまえばいいと思います。

 

藤田雄介
藤田雄介
大学生活の時間の使い方は人それぞれだと思うんですけど、やはり大学4年間で何か自分がハマれるものを見つけられるといいと思いますね。

個人的に、金沢って学生団体とかに比較的参加しやすいのかなって思っています。それを活かして何かの活動に参加してみるのもいいんじゃないかな。

 

菊地優斗
菊地優斗
僕は、何かの活動をするとき、自分がその活動を通してどうなりたいのかまで考えてから、活動に参加すべきだと思います。

よく聞く話ですが、自分が何かしたい、だけじゃなくて自分がどう活動に貢献したのか、まで考えるべきじゃないのかな、と。逆に活動する理由付けがあればどんどん活動に参加すべきだと思います!

 

金沢まちづくり学生会議の西山さん、藤田さん、菊地さん、インタビューありがとうございました!

色々な角度から金沢のまちづくりのために活動していて感心しました。

インタビュー中、「学生会議は(いい意味で)アホなやつが多いんですよ」というセリフがとても印象的でした。

これからも、斬新な考えを持つ彼らにしか出来ない金沢のまちづくりに期待しています!

 

 

こちらの記事もおすすめ!