学生取材

【取材】途上国ボランティアで自分も成長させよう『CFF』

こんにちは、TAZUNA学生取材ライターのほっしーです。

今回は、ミャンマー、フィリピン、マレーシアの3か国で海外ボランティアを実施している「NPO法人CFFジャパン」さんに取材させていただきました。

 

CFFは、春と夏にミャンマー・フィリピン・マレーシアの3か国で海外ボランティアプログラムを行っている団体です。現地のこどもたちへのボランティアを通して、参加者自身の成長も目指しています。

 

 

この記事を通して

  • 海外支援に興味がある学生
  • 発展途上国に興味がある学生
  • 自分と向き合いたい学生

に有益な情報が届けられたらと思います。

 

インタビューに答えてくださったのは、金沢大学3年の青木麻美さんです。

青木麻美(あおき あさみ)さん

・所属:金沢大学人間社会学域人文学類心理学コース3年
・出身:岡山県
・好きなこと:映画、お散歩、食べること
・参加回:第11回フィリピンハッピー子どもキャンプ・第20回マレーシアスタディツアー・第5回ミャンマースタディキャンプリーダー

 

CFFのボランティアプログラムの内容から、麻美さんがに参加したきっかけ、貴重な体験談まで様々な内容をお聞きしました!

海外支援やボランティア活動に興味がある方は、是非お読みください!

 

CFFってどんな団体?

 

ほっしー
ほっしー
早速ですが、CFFさんはどのような活動をされているのですか?

 

青木麻美
青木麻美

CFFは、毎年春と夏に、ミャンマー、フィリピン、マレーシアの3か国で海外ボランティアプログラムを実施している団体です。

「現地のこどもたちへの支援」と「青少年育成」の2つの軸で活動をしています。

CFFって日本だけの団体ではなくて、CFFジャパン、CFFマレーシア、CFFフィリピン、CFFミャンマー、というように海外にもあり、それぞれ独立して活動しています。

CFFジャパンは、海外の他のCFFに比べて青少年育成の色が濃くなっていますね。

 

ほっしー
ほっしー
具体的にはどのようなプログラムを実施しているのですか?

 

青木麻美
青木麻美

春と夏で少し内容は異なるのですが、この夏は「スタディツアー」と「ワークキャンプ」の2つを開催します。

スタディツアーでは、スラムや現地の小学校、不法移民の集落など毎日いろいろな場所を訪問します。そこで様々な状況に置かれている人たちに出会い、現地の方々とお話しをする、といった感じです。

ワークキャンプでは、現地のCFFが運営していこどもたちの養護施設、「子どもの家」の建設をしています。「子どもの家」というのは、両親がいないこどもたちや虐待を受けていたこどもたちが暮らしている施設です。

実はこの家、団体が設立された23年前から全部手作業で作っているんです。家自体は既に完成しているので、現在は道の整備をしたり、畑を作ったりしていますね。

 

ほっしー
ほっしー
手作業で家の周辺整備をするって作るってすごい労力ですよね……。

ちなみにCFFのプログラムを通して、参加者に「こう変化してほしい」というコンセプトはあるのですか?

 

青木麻美
青木麻美
プログラムは各シーズンに89個あるのですが、それぞれのプログラムごとに「リーダー」が1人いるんです。このリーダーは、過去にCFFのプログラムに参加した人で、かつリーダーの選考に選ばれた人しかなることが出来ません。

このリーダーによってプログラムのビジョンが変わってきます。だから、必ずこれといったコンセプトはないんです。

例えば、あるリーダーは「愛」を大切にしているとします。そしたらそのリーダーはプログラムの中に愛を感じてもらえるように、声掛けをするなどの工夫をするんですね。

また、「シェア」という、その日の振り返りだったり、あるお題についてみんなで考えを分かち合う時間があるんですが、その時間に愛について考えたりもします。

 

ほっしー
ほっしー
なるほど、リーダーによって目指すことが変わるのですね。リーダーは責任重大だ……!

 

CFFに参加したきっかけ

 

ほっしー
ほっしー
どのような人がプログラムに参加しているのですか?

 

青木麻美
青木麻美

参加者は8割くらいが大学生、他には社会人や高校生、たまに中学生もいます。

 

ほっしー
ほっしー
どういった目的で参加している人が多いですか?

 

青木麻美
青木麻美
参加理由はほんとに人それぞれですね。

将来国際的な支援をやりたいから、大学在学中に発展途上国に行って現状を知りたいという人もいますし、大学生活暇すぎて、たまたまCFFを見つけたから参加したという人も。

友人や先輩に勧められて楽しそうだったから来た、という人も多いです。

 

ほっしー
ほっしー
麻美さんはどうしてCFFのツアーに参加しようと思ったのですか?

 

青木麻美
青木麻美
私は、春限定のフィリピンのハッピーこどもキャンプ、マレーシアのスタディツアー、ミャンマーのスタディツアーの3回参加しました。

私が、最初に参加したのは高校2年生の春で。当時大学を推薦受験しようと考えていて、その推薦で受かった先輩たちが、みんな海外の語学研修みたいなのに行っていたんです。

でも私は語学研修には興味がなくて、他の海外活動を探していた時にCFFを見つけました。丁度日程も合ったし、面白そうだったのでネタ作りみたいな感じで行きましたね。実際推薦には落ちちゃったんで、受験には意味なかったんですけど。

 

ほっしー
ほっしー
高校生から参加していたのですね。実際行ってみてどうでしたか?

 

青木麻美
青木麻美
推薦には意味なかったですが、自分にとっては行ってすごく良かったです。

当時、勉強のこと、部活のこと、家のことなどでめちゃくちゃ悩んでいる時期で。だから、フィリピンでの生活が幸せすぎたんですよね。

都市部からかなり離れた、海の見える丘の上に子どもの家があって。すごく時間の流れがゆっくりしているんです。「何で自分こんなに急いでいるんだろう、別に急がなくてもいいな」って、すごく救われました。

こう自分の考えが変わったのは、やはり現地のこどもたちの存在も大きかったです。

みんな色んなバックグラウンドを持っているのに全然それが見えないんですね。めちゃくちゃ明るくて、笑顔で、本当に思いやりに溢れるこたちで。みんなに可能性はあるんだなと思いました。

 

ほっしー
ほっしー
素敵です。こどもたちを救いに行ったはずが、自分がこどもたちに救われたのですね。

 

 

CFFのリーダーの経験を通して

 

ほっしー
ほっしー
3回目のミャンマーのスタディツアーではリーダーを務めたということでしたが、やはり今までと見方は変わりましたか?

 

青木麻美
青木麻美
そうですね。メンバー全体を見ていかなきゃいけないので、その時々に何が必要なんだろうと考えながら行動していました。

 

ほっしー
ほっしー
ちなみに麻美さんのツアーのビジョンは何だったんですか?

 

青木麻美
青木麻美

言うの恥ずかしいですね()

私のツアーのビジョンは「命をキラキラさせる」、でした。みんな自分の心に素直に生きて欲しい、という願いが込められています。

私、みんな普通に生きている中で、何かやってみたいとか、わくわくするとか、心から動かされるものってみんな持ってるのかな、と感じてて。

やっぱり心に素直に生きていたら人の表情や見た目も変わってくると思うんです。

ツアーに帰ってきてからキャンパー(プログラムの参加者)と電話で話して、その時にツアーを通して夢が見つかったんだとか、今まで公務員志望だったけど、海外で働きたいからそのために今留学を考えている、とか話してくれました。

 

ほっしー
ほっしー
めっちゃみんなキラキラしてるじゃないですか。そんな風に言われたらリーダー冥利に尽きますね。

 

 

ほっしー
ほっしー
今までの活動を通して印象に残っていることはありますか?

 

 

青木麻美
青木麻美

私がリーダーとして行ったミャンマーのスタディツアーなんですけど、これ少し特殊なツアーで。ツアーの前半はほかのツアーと同様色んな所を訪問したのですが、後半は現地の若者と一緒に、スラムのこどもたちに向けたイベントを企画するというものでした。

そのイベントの最後に、現地の子、日本人、ミャンマー人の総勢100人近くで手を繋いで、ミャンマー語でビリーブを歌ったんですね。良く分からないけど、すごいみんな泣いてて。心が揺さぶられたんです。

涙が出るくらいの時間を現地の人やこどもたちと共有できたというのがそこで分かって、ああ、これが愛なのかと思いました。ずっと心を掴んで離さないものが愛なんだな、と。それがキャンパーたちにも伝わっているようでした。

 

ほっしー
ほっしー
キャンパーさんたちにとっても一生ものの思い出ですね。

 

 

今後の展望とメッセージ

 

ほっしー
ほっしー
CFFを通して様々な経験をしてきたわけですが、麻美さん個人としての今後の展望はありますか?

 

青木麻美
青木麻美
そうですね、CFFは自分にとって大切な場所なので、これからも関わり続けていくとは思います。ですが、特別海外支援や海外ボランティアがしたいというわけではなくて。

将来は心理カウンセラーとプログラミングを掛け合わせて何かできないかなと考えています。心理カウンセラーって、人と向かい合って感情を聞く職業だから、自分に余裕がないとできないと思うんです。

その余裕には経済的なものも含まれると思っていて、プログラミングで経済的な余裕を補えたらな、と。自分を満たしたうえで、みんなにできることをやりたいなと思っています。

 

ほっしー
ほっしー
なるほど、心理カウンセラーとCFFのリーダーって、一見関係ないもののように思えますが、通じる点がありそうですよね。

 

 

青木麻美
青木麻美
CFFのリーダーも、いかにメンバーが悩んでいることやぶつかってる壁を一緒に認識し、そこからどう改善して抜け出していくかを考えます。

メンバーからの相談も受けやすいですし、そういった面ではリーダーの経験は役に立っていると思います。

 

ほっしー
ほっしー
最後に、この記事を見てくださっている皆さんにメッセージをお願いします。

 

青木麻美
青木麻美
自分がわくわくすることをすればいいと思います。他人の目とか、他人の話とか、参考にするのは良いけど、別にその通りに従わなくちゃいけないわけじゃないですし。

自分がやりたいなとか、面白そうだなと思うことを、ノリでやっちゃえばいいと思います。考えって後から付いてくるものですから。とにかく動くことを大切にしてください!

 

青木麻美さん、インタビューに答えていただきありがとうございました!

 

 

大学2年生からCFFのツアーを作る側に回り、実際にキャンパーたちに良い影響を与えていて素晴らしいと思いました。

また、 CFFでのツアーを思い出し、現地での生活について本当に幸せそうに話してくださったのが印象的でした。

麻美さんの今後の活躍に期待しています!

 

 

 

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